「earthの部屋」
〜クロソイ〜
クロソイ(カサゴ目フサカサゴ科メバル属)
釣期:春〜初冬
釣法:ブラクリ・フカセ・ルアーなど
釣餌:イソメ類・エビ類・身餌など
料理:刺身・煮物・から揚げ
カサゴと同じフサカサゴ科の魚で、大きな顔と大きな口が特徴なのもカサゴと同じ。似たような種類がたくさんいるが、特にキツネメバルとの区別は難しい。眼の下に上唇にかかるような骨(涙骨)があるが、これが丸いかほとんどないのはキツネメバル。クロソイは尖った骨が3〜4あり、これで見分けるのがいいらしい。また、ムラソイとも似るが、下あごが上あごより出ないのでそれで区別すればいい。クロソイは、ソイといわれる仲間の中では大型で、50cmほどにまで成長する。小さいものは湾内や防波堤周りにもいるが、大きな個体はやや沖合の潮の流れの速い岩礁帯を好む。北海道の鯛ともいわれる高級魚で、大型は湯引きして刺身で食べると最高。淡白な味に弾力のある触感がたまらない。うろこは鯛と比べ小さく、触ると身が柔らかく感じる。また、針にかかった時はなかなかの引きが楽しめる。